障害は私の一部って1リットルの涙では言ってたけど
今日は弱音を吐かせてください。
私の思っていること全て書きます。
私は、生まれつき発達障害と言われてこのブログでも度々できないことや、知識などを書いてきました。
こんな障害を受け入れてくれる寛大な友達がいることだって知りました。
同情だけど、一緒になって辛さを考えてくれる友達だっています。
私はよく考えるんです。
障害を持ってなかったらどんな生活をしていたんだろう?
って。
多分これはね、ADHDやアスペを持っている人、その他の障害を持っている人なら一回は考えたことのあることだと思うんです。
随分小学校中学校の時に思い描いていた目標や夢とはかけ離れてしまいました。
私の小学校一年の時の夢は、
「モーニング娘。になること」
でした。
とにかく、モーニング娘。が大好きでなりたくてなりたくて仕方がなかったのですが、バカにされるのが嫌で “歌手”と書いていたような気がします。
それから、小学校低学年から中学校までは芸能人と関わりを持ちたくて裏方の、
「メイクさん」「スタイリスト」
と書いていました。
中学校では県では珍しい被服科のある高校に進もうと思っていたのですが、勉強がとにかく苦手な私にとっては酷で諦めました。勉強をしようとしても、多動のせいで人の邪魔をしたり、集中できなかったり、ADHDの特性である後回し指向のせいで全く勉強ができなくて県でも底辺の私立高校に入学しました。
みんなそうやって小学校から同じ夢で貫き通している子なんて一握りだってわかってはいるんですが、
制限されることが多くて、普通の人と同じように就労することが難しいし、障害を受け入れているつもりでも、どこかで諦められない自分がいて、障害者雇用で働いていると「これしなくていいよ」「あれしなくていいよ」って配慮されているつもりでもそれが苦しかったり、「これくらいできるからさせてほしいな」って思ってしまい、それがきっかけで今気が萎えている状態です。
1リットルの涙で、亜也は
「障害も私の一部なんだ」
って常々言っていましたが、
グレーゾーンという際どいラインだからかわからないですけども、そんな言葉じゃ片付けられない自分がいます。
確かに障害ってわかったことはとても嬉しかったですし、「なぜ人と同じことができないのか」「なぜ普通にしていても周りは距離を置きたがるのか」ってずっと考えていたから、「障害」というレッテルを貼られたことによって
「あーこれはできないね」「ならこういう対処すればいいか」っていう自分のことをよく知れたきっかけに過ぎないんです。
「こういうこと」が抽象的すぎたので説明しますが例えば、
●聴覚過敏がひどいので音を鳴らしてなくてもイヤホンをする
●障害を理解してくれている友達とだけつるむ
●自分に忘れ物がないか常日頃から確認癖をつける
などなど。
あ、そうだった。
障害がなかったらしたかったことをかきますね。
1.上京したかった
私、ほんとに上京したかったんですよね。
「東京」という誰にも干渉されないそんな街でバリバリ働くことを中2の頃まで夢見ていました。
けれど、障害がわかって
「わたしは上京できずにこの田舎で一生生活するんだな」
と思っている自分がいます。
なぜ上京できないかというと、
●もし子供を産んだとしても親がいない環境で育てる自信がない
●仕事を辞めた時に生活できる自信がない
●8時間就労できない
などです。もし障害がなかったらせめて小都市である福岡に住みたかったんですよね。ちなみにわたしの妹は四月から福岡です... 障害も今のところなくて普通にバイトもできてわたしより全然しっかりしてますし。
2.美容部員をしたかった。
百貨店のB.A.と呼ばれる部類で働きたかったんですよね。特にMAC*1の店員さんになりたかったんですよね。
MACって、デパートのブランドでも有数にメイクがお上手で美容部員さんって夜会巻きとかして、かっちりしたイメージがあるけれどカジュアルで、メイクもバッチリで強いメイクが好きなわたしにとっては本当にMACの美容部員さんは憧れなんですよね。
3.可愛い友達を周りにおきたかった
外見で判断しているわけではないのですが、わたしの友達って女子校っぽいとこがあって自分で言うのもあれですが男っぽいわたしにとってはたまに苦痛なんですよね。
可愛い友達ってサバサバしていて、ギャルギャルしている友達が何人か欲しくて要するに中高の一軍に所属したかったんですよね。
可愛い人って偏見かも知れませんが、パリピッているっていうか、ウェイ系というか、クラブ行ったり、あるいはサロモをしたりなど、私がしたかったことが全部できるので。仕事終わりにクラブや居酒屋に飲みに行って、夜中まで飲み明かして気がついたら朝...みたいな生活をしてみたいですね。私は疲れ果てて終電前には帰ってしまう傾向があるので。
4.職を安定させたかった
平均的な収入がないと遊べないし、貯金も全くできない。そう考えると職を安定させたかったですね。高い基礎化粧品を買って、思う存分おしゃれして、エステ行って、欲しいものを買って... って生活憧れます。
5.世あたり上手って言われたかった
私は自閉傾向があるのか人とあまり交流を持ちたい、って思う時と思わない時があるんですよね。
愛嬌があって、誰からも愛されて、遊ぶ友達が尽きない...みたいな生活に憧れます。
6.大学へ行きたかった。
私は大学には行きませんでした。奨学金を貰っても返済できる自信は全くなかったので。
それに、友達など作れる自信もないし、サークル活動できずに辞めるんだろうな、、、
と想像したら大学へ行けませんでした。
せめて福岡か東京の大学で親の干渉もされずに一人で生活したかったですね。
理想を書き出したらきりがないので主な理想を書きましたが、発達さんは一度は考えてますよね。ビジョンがあるのにいざ就職したら働けない...みたいな人も多いと思うので。