定型発達者には理解できないであろうこと。
最近、ツイッターなどで
#発達障害あるある
#アスペあるある
#ADHDあるある
的なものを見るのがブームで常にネタを探しているのだが、
定型発達者*1には理解できないであろうことがたくさんありそうなのであるあるをまとめてみました。
私自身のあるあるもあれば、私には理解できないが多少ならわかるというものまで書いてみたので、ぜひ見て欲しいです。
1. ボタンの掛け間違えやTシャツの前後ろが逆問題が頻繁に起きる
とにかく発達障害って手先が不器用ですし、確認を嫌いますからね。
小さい頃も母親に、
「あんたはまたボタンを掛け違えてから〜」
って怒られていたのを思い出しました。
3つ下の妹はボタンを掛け違えずにつけられていたのにもかかわらず、私は高校の時ですら、シャツを急いで着なきゃいけない時はボタンを掛け違えていたくらいなので。
慣れてくるとボタンの掛け違いで修正する時間さえももったいなくて、第1ボタンしか取らずに、着ていた記憶があるくらいですしね。
前後ろもあるあるです。
目が悪いからってのもありますが、
タグの場所を確認してもたまに間違えてしまうくらいです。
2. 起きていても絶対遅刻する
発達障害の人って時間の使い方がいつも下手くそで、これは普通の人もありがちだと思うんですが、いつもギリギリに起きて、切羽詰まりながら身支度して、ご飯を食べて出るんですが、
結構いつもギリギリです。
「間に合うかな?間に合わんかな?」
って言いながら、朝から全力ダッシュに命かけて出勤しています。
そしたら定型発達の母に、
「もう少し時間に余裕を持って起きなさいって言ったでしょ!!!」
なんて言われますが、時間に余裕を持って行動したとしてもボーッとする時間や、携帯やパソコンをチェックする時間がプラスされるから全く意味がないし、体内時計に入ってしまっている(ルーティン化されている)ので全く意味がないんですよね。
実際、時間が足りない理由がわからないのが発達障害者なんですよ。
3.脳が騒がしい
発達障害の人は空想が激しいです。
ポップコーン現象のごとく、頭の中はアイディアや空想が広がっています。
実際、前々もお話ししたと思うのですが、発達障害の方って経営者やクリエイターが一番適職なんですよね。(障害の度合いや、特性にもよるが)
理由は、アイディア豊富で好奇心に満ち溢れていてエネルギッシュだからなんですよ。
文明に携わった人やシリコンバレーやエンジニアは発達障害(疑い含め)の人が半数以上と言われるくらいですしね。
実際、私の脳みその中は空想で埋め尽くされています。過去のことを思い出し笑いをしてしまったり、
「ブログ何かこうかな?」
と考えてみたり、
大好きな化粧品や芸能人のことを考えていたり。
脳が多動な分、少し周りに対してイライラしたとしても、10分もすればケロっと笑っていることだってよくあります。
(その点に関しては発達障害でよかったなあなんて考えてしまいます)
4.自分で自分をコントロールできないことが難しい
ADHDを簡単に説明すると、「自己を規制し、自分をコントロールすることが難しい障害」と専門家は言います。
脳は自分を制限するために6つの機能があります。
この6つの機能全てに関してADHDは個人差はありますが定型発達者に比べて乏しいです。
特に、いつかまたブログにしようと思いますが、ワーキングメモリが低下してしまうと、記憶やコミュニケーションの能力に大きく関わってしまいます。
効果的な計画も発達障害の人は苦手で突発的にやろうとしてしまいます。だから、大きなプロジェクトや、学生で言えば夏休みの自由研究などの計画性が必要としているものや、継続的に根気強く行わなければならない作業を嫌う傾向があります。
この話はまた詳しく話そうと思います。
5.良くも悪くも自分に正直
発達障害の人はやるべきことよりも、満足感を得られることを重視する傾向があると専門家は言っています。
例えば、目の前の作業に追われていても、したくなければ散歩や携帯をいじったり。
仕事や課題を後回し後回しにするというのは自分に正直に生きているからだと思います。
定型発達者の方は理解はできないでしょうが、
「あーだからこういうことするのね」
「これなら私も共感できるかも」
と少しでも理解できたのであるならば幸いです。