底辺の底辺が年収300万時代について語ってみた
割とね、人と話すときに躊躇する話題なのが政治である。
私自身、高卒でありFラン大ですら卒業していない底辺なのだが、それでこそ情報はあって越したことはないと思いたまにではあるが色んな情報を調べるのが好きである。
リサーチ力に関しては割と秀でているほうなのではないか、と思う。
日本の給料は年収300万時代であると言われている。
氷河期ですら400万〜450万が平均なのかな?と思うのだがと思う。(氷河期を経験したわけではないためなんとも言い難い部分ではある)
まさに憲法にある、
「文化的な最低限度の生活」
のギリギリラインであると考えられる。
若者のタバコ離れ、酒離れ、車離れなどがバブルを一旦経験した50歳以上のおじさんおばさんたちは口を揃えていう。
「今の若い子は本当に遊ばない」
との声もよく聞く。
恐らく遊ぶ金がないのが現実。
趣味一つ謳歌するにも何をするにしてもお金がかかる。
30年前よりも消費税、物価、税金全て上乗せされた状態で、尚且つ30年前と若者の給料が変わらないもしくは下がる一方でどう生活できますか?
実際、実家暮らしの人が増えてきているのも無理はないと思う。
家に帰ったらあったかいご飯ができていて、綺麗な部屋が保てて、洗濯物もきちんと畳んである状態になっている。
どこか遊びに行くに時の口実こそ面倒であるが、
それ以外はメリットしかない実家暮らし。
それで〇〇離れなどとケチつけられても
こちらとしては困る...政府に給料上げろとお願いして。
としか言いようがないんですね。
一般ですらこんな感じなのに障害者雇用はどうですか...
最低賃金もしくは最賃に毛が生えた時給が相場。
非正規雇用がほとんど、ボーナスをもらえないことがほとんど。
それらの低収入は国からの障害者年金をもらっていることを前提に低く設定してあるらしいのだが、
が現実らしい。そう、国民年金の一級ですら100万にも満たないのが現実なのである。
それなら生活保護に頼ったほうがマシ。
給料月10万もらうにしても東京だと20日勤務として最低5時間働かなきゃいけないことになってくるが、そうなると108万の壁も当然超えることになるし、当たり前だが厚生年金、雇用保険などで2万近く引かれることとなる。それを考慮すると6時間は最低働かなきゃいけないところだ。
6時間ってよくよく考えてみると特性にもよるのだが、注意力散漫のADHDには割と酷な現状であることに間違い無いだろうし、ある程度体力がないとしんどいものがある。
それに障害の程度にもよるが6時間働けるのであれば障害年金も降りないことがほとんどであろうし、
審査が通ったとしても厚生年金三級が妥当ではないだろうか。
三級は60万ないほどしかもらえない。
54万5000円といえば、ひと月あたり4.8万ほどという計算になってくるであろう。
五万の臨時収入に加え、一般就労で仕入れた6時間労働10万でやっと一般雇用の事務員ほどの給料になる。*1
こんな現実でどうやって趣味を謳歌すればいいのだろうか。
私は障害年金を検討した時期もあったが、
ADHD/ASDの合併とはいえ、周りの軽い配慮や援助があればなんとか最低限度の生活することはできているため、
審査は通らないのだ。
私の周りにADHDの二次障害による統合失調症の人がいるが、その人で確か三級であったはず。
私はこんな厳しい現実の中、あと60年は生きていかなきゃいけない。
自立は到底無理である。これなら死んだほうがマシ。
私はこの殺伐とした現状の中、
人の援助になりながらあと60年は生きなきゃならない。
*1:東京都で就労している場合の話